初めて訪れたSIGEPとジェラート(世界大会③)

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日本からリミニに到着した日。

予約していたアパートに到着したのは現地時間の午後3時頃でした。
宿に大きな荷物だけ置き、すぐ再出発。
ローカルバスと電車を乗り継ぎ、数日後にジェラートの世界大会が開催される会場、SIGEPへ。

ついに開業前から目標にしていた大会が開かれる場所までやってきました。
SIGEPは、世界最大級のジェラート&菓子&コーヒー等の国際展示会のことで、今年は千以上の企業が展示会に参加し、来場者は約18万人ほどいたそうです。

入口からUSJのように行列ができており、入場するだけでも10分ほど時間がかかりました。
そこから今回ジェラート機器を使わせてくださるイタリア企業の製造所まで、さらに約10分ほど迷いながら到着。

今回、製造所では伊豆のジェラート店「R65」さんと一緒にジェラート機器を使わせて頂きます。
R65さんには終始大変お世話になり、現地の熟練イタリア人ジェラティエーレらにも色々とアシストして頂き、本当に助かりました。

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製造所で製造中(R65さん撮影)

大会で作品の審査が行われるのは、この日から3日後。

審査は、イタリアのジェラート関係者からなる審査員によって評価され、数あるジェラートの中から最も優秀な10作品が決勝戦に進むことができます。
各地から腕利き職人、有名店や企業も参戦するため、出場は可能ですが上位に残ることは難しく、まさにM-1グランプリのようなシステムの大会です。

本場の熟練ジェラティエーレらとも腕を競うことができ、一度で状況を変えることも可能な、夢ある素晴らしい大会だと思います。
ラスベガスやマカオを訪れた時でさえ、ギャンブルはしなかったほど賭け事には全くトライしませんが、こういう挑戦は大好きです。

この日は到着直後で疲れていた事もあり、SIGEPの各社ジェラートブースで、テイスティングだけさせて頂いてから早めに退散し、帰りに少しだけローカルなショッピングモールへ立ち寄りました。

大会で使用する乳製品の下見するため、というのも噓ではありませんが、一番の目的は自分が宿で食べる用の美味しそうな生ハムやチーズ、冷凍リゾット、ドリンクを探すことで、帰りの土産もがっつり調査してから帰宅しました。
観光地から離れたスーパーやモールには、掘り出しものや、中心街にはない物があったりするので面白いです。

夜は、宿周辺の路地裏で見つけたPiada(薄く焼いた生地に具を挟むロマーニャ地方の名物料理)のお店へ立ち寄りましたが、とても美味しかったです。
今までの海外経験上、国に関係なく、路地裏の地元民が多めのお店は、間違いなく美味しいのが鉄則だと思います。

ちなみにPiadaで満腹になったこの日の夜は、食べ過ぎと時差ぼけで全く眠れませんでした。

到着翌日から、2か所の製造所で大会用ジェラートの製造をスタート!

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開場前の人がいないSIGEP入口で撮影

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